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2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 技術経営専門職学位課程

イノベーション政策概論 II

開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員
橋本 正洋
授業形態
講義 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
土7-8 (CIC310)
クラス
-
科目コード
TIM.C411
単位数
100
開講時期
2020年度
開講クォーター
1~2Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

業におけるイノベーション創成には、その基盤となる国全体としてのシステムが大きく影響する。このシステムをナショナルイノベーションシステムという。ナショナルイノベーションシステムにおいても、その時代に適したシステムの構築が重要である。
本講義では、日本及び米国等の科学技術・イノベーションに関する制度、政策を歴史的に概観し、これらを比較した上で、国家レベルのイノベーションシステムが如何に構築され、現在に至っているかを講義する。また、現状の世界をめぐる環境を踏まえ、国全体としてのイノベーションシステムの抱える問題は何か、如何にあるべきかを論ずる。

到達目標

企業のイノベーションの重要な基盤となる国家レベルのイノベーションシステムとそのモデルの全般的、基本的な知識を習得し、国家レベルのイノベーションシステムの今後の在り方について一定の見識を有することを目標とする。

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

担当教員は政策現場に30年以上勤務し、イノベーション政策には通暁している。

キーワード

イノベーション、科学技術・イノベーション政策、国家戦略

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

本科目はグループワークを主体として知識の習得を図る。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 米国におけるイノベーション政策の進展と日本との関係 米国と日本のNIS政策の進展の関係を理解する
第2回 米国における構造的イノベーション政策1 米国のイノベーション政策の要素を理解する。
第3回 米国における構造的イノベーション政策2 米国のイノベーション政策の要素を理解する。
第4回 米国における構造的イノベーション政策3 米国のイノベーション政策の要素を理解する。
第5回 米国における構造的イノベーション政策4 米国のイノベーション政策の要素を理解する。
第6回 世界のイノベーション政策1 世界のイノベーション政策の動向を理解する。
第7回 世界のイノベーション政策2 世界のイノベーション政策の動向を理解する。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

講義時に関係資料を配布する。

成績評価の方法及び基準

グループ討議と課題発表、クラス討議への貢献(50%)及び最終課題(50%)により評価する。

関連する科目

  • TIM.C410 : イノベーション政策概論 I
  • TIM.C530 : 政策プロセス科学特論 I
  • TIM.C531 : 政策プロセス科学特論 II

履修の条件・注意事項

特になし

その他

補講として政策現場の視察・研修を行うことがある。