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2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 建築学コース

建築保存設計特論

開講元
建築学コース
担当教員
藤田 康仁
授業形態
講義 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
集中講義等
クラス
-
科目コード
ARC.D402
単位数
200
開講時期
2020年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

 この授業では、明治以降の日本における文化財保護制度について、その変遷と近年の新しい取り組みについて講述する。また、近代建築をリノベーションした作品について講義と現地見学を行い、これらの授業ののち、学生がそれぞれ優れていると考えるリノベーション建築の事例について調べ、プレゼンテーションを行う。
歴史的建造物の保存・再生で設計者が取り組むべき課題について、理解を深めることをこの授業の狙いとする。

※ただし、2020年1Qでの講義では、新型コロナウィルスの影響により、通例実施している現地見学は行いません。

到達目標

本講義の目標は、日本における歴史的建造物の保存・活用の歴史について講義と現地実習から学ぶとともに、それが単なる懐古趣味の行為ではなく新たな価値を発見し表現する、現代的な創作行為の一つであることへの理解を深めることを目標とする。

キーワード

歴史的建造物、建造物の保存活用

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義1テーマ、現地見学2件、課題発表(各自)を行う予定

※ただし、2020年1Qでの講義では、新型コロナウィルスの影響により、通例実施している現地見学は行いません。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 ガイダンスおよび課題提示 特になし
第2回 講義1:日本における歴史的建造物の保存活用の歴史(1) 資料配付
第3回 講義2:日本における歴史的建造物の保存活用の歴史(2) 資料配付
第4回 講義3:日本における近代建築の保存活用 資料配付
第5回 講義4:見学予定の建物についての説明 資料配付
第6回 現地見学1-1:公共建築(構造補強の方法) 資料配付
第7回 現地見学1-2:公共建築(用途変更に伴う現状変更) 資料配付
第8回 現地見学1-3:公共建築(新旧材料の表現) 資料配付
第9回 現地見学2-1:ホール(構造補強の方法) 資料配付
第10回 現地見学2-2:ホール(防災・安全対策) 資料配付
第11回 現地見学2-3:ホール(材料の変更) 資料配付
第12回 課題の発表・討議(1) A1・1枚にまとめて発表
第13回 課題の発表・討議(2) A1・1枚にまとめて発表
第14回 課題の発表・討議(3) A1・1枚にまとめて発表
第15回 課題の発表・討議(4) A1・1枚にまとめて発表

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

教科書

特になし。

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の方法及び基準

課題に対する成果物の発表を以て、単位取得の条件および成績判断の基準とする。

関連する科目

  • 日本建築史
  • 近代建築史
  • 西洋建築史

履修の条件・注意事項

特になし。

(通例:現地見学は40名を上限とし、希望者がそれ以上になる場合は、建築意匠系の学生を優先する。)

その他

特になし。