2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 都市・環境学コース
日本の都市計画・都市開発
- 開講元
- 都市・環境学コース
- 担当教員
- 中井 検裕
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- UDE.D507
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義は日本の都市の歴史、都市計画のしくみとその発展、日本の都市に関わる今日的課題を講ずる。
主として日本の都市や都市計画になじみの薄い外国人学生を対象として、日本の都市および都市計画の基礎知識を得ることをねらいとしている。
到達目標
本講義を履修することで以下の能力を取得する。
1)日本の都市および都市計画に関する一般的知識
2)日本の大都市が戦後どのように発展してきたかについての知識
3)現代の日本の都市が抱える課題の理解
キーワード
日本の都市、都市計画、都市計画史、都市計画制度、都市デザイン
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義はすべて英語で行う。集中講義形式。主に6月および7月の土曜日に開講する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 日本の都市計画・都市開発史(その1) | 近代化直後の日本の都市の理解、日本の都市計画に通底するテーマの理解 |
第2回 | 日本の都市計画・都市開発史(その2) | 都市計画制度の誕生、戦後の日本の都市の発展の理解 |
第3回 | 日本の都市計画制度(その1) | 都市計画制度の全体像の理解、マスタープランと土地利用規制の基礎知識の理解 |
第4回 | 日本の都市計画制度(その2) | 都市開発制度の理解 |
第5回 | 日本の都市計画制度(その3) | 都市計画の意思決定の理解 |
第6回 | 日本の都市の直面する課題(その1):人口減少と高齢化 | 人口減少と高齢化対策の理解 |
第7回 | 日本の都市の直面する課題(その2):防災 | 自然災害とその対策の理解 |
第8回 | 日本の都市の直面する課題(その3):都市の再生と更新 | 都市再生と再開発の理解 |
第9回 | 日本の都市の直面する課題(その4):歴史的環境保全と景観 | 歴史的環境保全と都市景観の理解 |
第10回 | 日本の都市の直面する課題(その5):低炭素都市づくり | 低炭素都市づくりの試みの理解 |
第11回 | 学生によるプレゼンテーション | 出身都市の都市計画についての発表 |
第12回 | 学生によるプレゼンテーション | 出身都市の都市計画についての発表 |
第13回 | 視察 | 視察を通しての日本の都市の理解 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特になし
参考書、講義資料等
Andre Sorensen, The Making of Urban Japan, Routledge
毎回の講義資料はOCWにアップするので、適宜ダウンロードすること
成績評価の方法及び基準
学生によるプレゼンテーション
関連する科目
- UDE.P403 : 都市計画
履修の条件・注意事項
英語で開講する。都市・環境学コース、建築学コース、土木コースの学生に推奨するが、他専門の学生を排除するものではない。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
Norihiro Nakai, nakai.n.aa[at]m.titech.ac.jp
オフィスアワー
随時。メールで事前予約。