2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系
操作論
- 開講元
- 融合理工学系
- 担当教員
- 江頭 竜一 / はばき 広顕 / ANDREWS EDEN MARIQUIT
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火3-4 (S514) / 金3-4 (S514)
- クラス
- -
- 科目コード
- TSE.A303
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
原料を製品に転換する化学プロセスは,様々な単位操作から構成されている。ここでは,いくつかの代表的な単位操作について,それぞれの基本的な設計法を学ぶ。
到達目標
化学プロセスを構成する代表的な操作について,基本的な設計ができる。
キーワード
単位操作,装置設計,化学プロセス
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義ならびに理解を深めるための演習で進める。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 0. 授業の概要,1. 分級・沈殿濃縮 | |
第2回 | 2. 濾過 | |
第3回 | 3. 混合・攪拌 | |
第4回 | 4. 熱交換 | |
第5回 | 演習(1) | 第1回から4回までの内容の理解を深める |
第6回 | 演習(1)の解説 5. 蒸留(1) | |
第7回 | 5. 蒸留(2) | |
第8回 | 5. 蒸留(3) 6. 液液抽出(1) | |
第9回 | 6. 液液抽出(2) 演習(2) | 第7回および8回の内容の理解を深める |
第10回 | 演習(2)の解説 7. 吸収(1) | |
第11回 | 7. 吸収(2) | |
第12回 | 8. 調湿 | |
第13回 | 9. 吸着 | |
第14回 | 演習(3) | 第11回から13回までの内容の理解を深める |
第15回 | 演習(3)の解説 | |
第16回 | 期末試験 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特に定めない。
参考書、講義資料等
[参考書]
- Geankoplis, “Transport Processes and Separation Process Principles (Includes Unit Operations),” 4th ed., Pearson, 2014
- McCabe, Smith, and Harriot, “Unit Operations of Chemical Engineering,” 7th ed., McGraw-Hill, 2005
- 藤田重文; 「化学工学演習」(第2版), 東京化学同人(2000)
- Treybal; 「Mass-Transfer Operations」(第3版),McGraw-Hill (1980)
- 藤田重文; 「化学工学(I)」(岩波全書, 第2版), 岩波書店(1979)
- 大山義年; 「化学工学(II)」(岩波全書), 岩波書店(1963)
- 大竹伝雄; 「化学工学(III)」(岩波全書, 第2版), 岩波書店(1978)
[講義資料]
上記の参考書などに基づいて作成したものをOCW-iにアップロードする。
成績評価の方法及び基準
概ね,演習30%,期末試験70%
関連する科目
- ZUQ.T202 : 熱力学(国際開発)
- TSE.A308 : 基礎熱力学(融合理工)
- TSE.A204 : 反応工学基礎
- GEG.T412 : 開発のための化学プロセス合成
履修の条件・注意事項
1) 上記のTSE.A308基礎熱力学(融合理工) (またはZUQ.T202熱力学(国際開発) )およびTSE.A204反応工学基礎を履修しておくこと。
2) 2015年度まで開講の旧「操作論」(2単位)または2016~7年度に開講の旧「操作論」(1単位)の単位取得者は受講不可
3) 融合理工学系および国際開発工学科所属学生向け。応用化学系や化学工学科などの学生は,それぞれの系,学科で開講されている同内容の授業を受講のこと。双方の授業の単位取得は不可。
その他
受講者の知識や授業の進行状況によって授業計画を変更する場合がある