2020年度 学院等開講科目 物質理工学院 材料系 材料コース
電気化学の基礎とエネルギー変換材料(発展)
- 開講元
- 材料コース
- 担当教員
- LABERTY CHRISTEL MARTINE
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等 (Zoom)
- クラス
- -
- 科目コード
- MAT.P602
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 3~4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
電池および燃料電池におけるエネルギー変換と貯蔵について、現実のエネルギー生産および貯蔵のシステムからの視点も含めて論ずる。
到達目標
以下の電池の動作原理について学ぶ。
A. 燃料電池 i)作動原理、ii)種類、iii)固体高分子形燃料電池
B. i) 固体酸化物形燃料電池、ii)原理の特徴、iii)構造と機能
キーワード
固体高分子形燃料電池、固体酸化物形燃料電池、リチウムイオン電池、リチウム空気電池、電気二重層キャパシタ、エネルギー変換
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
各回の学習目標をよく読み、課題について予習・復習を行って下さい。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | エネルギー生産に関する種々の方法について概説する。 | エネルギー生産に関する種々の方法について理解する。 |
第2回 | 固体高分子形燃料電池について、動作原理、高分子電解質膜について概説し、その特徴を論ずる。 | 固体高分子形燃料電池の動作原理について理解する。 |
第3回 | 固体酸化物形燃料電池の動作原理について概説する。 | 固体酸化物形燃料電池の動作原理について理解する。 |
第4回 | 種々の電池の開発の経緯と、リチウム電池の特徴について概説し、ナノマテリアルを用いた最新のリチウム電池の開発について論ずる。 | リチウム電池の原理と特徴について理解する。 |
第5回 | リチウムー空気電池の原理と動作の特徴について概説する。 | リチウムー空気電池の原理について理解する。 |
第6回 | スーパーキャパシター、電気二重層コンデンサーの原理と動作の特徴について概説する。 | スーパーキャパシター、電気二重層コンデンサーの原理について理解する。 |
第7回 | エネルギー変換におけるナノマテリアル開発について概説する。 | ナノマテリアルによるエネルギー変換について理解する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特になし
参考書、講義資料等
授業で扱う資料は、事前にOCW-iにアップする。
成績評価の方法及び基準
評価はレポート提出により行なう。
関連する科目
- ENR.H411 : 電気化学デバイス特論
- ENR.H416 : 先端電気化学
履修の条件・注意事項
履修条件は特に設けないが、関連する科目を履修していることが望ましい。