2020年度 学院等開講科目 工学院 経営工学系
オペレーションズ・リサーチ 基礎
- 開講元
- 経営工学系
- 担当教員
- 水野 眞治 / 中田 和秀 / 塩浦 昭義
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (W934) / 木5-6 (W934)
- クラス
- -
- 科目コード
- IEE.A206
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
基本的な最適化モデルである線形計画法、2次計画法、非線形計画法、ネットワーク計画法、組合せ最適化を取り上げ、それらのモデルの諸性質や解法を学ぶ。
経営活動に関わる複雑な問題を科学的に分析し合理的な意思決定を行うためには、オペレーションズ・リサーチの技術が役立つ。その中でも特によく使われる最適化モデルと解法を学ぶことにより、問題解決力を身に付ける。
到達目標
オペレーションズ・リサーチで扱われる様々な問題と解法について学び、演習等によりその応用技術を身につける。
・線形計画法の基本的性質を理解し、その解法として単体法を習得する
・非線形計画法の基本的性質を理解し、その解法として最急降下法やNewton法を習得する
・輸送問題や最短路問題の基本的性質を理解し、その解法を習得する。
・ナップザック問題の基本的性質を理解し、その解法として分枝限定法を習得する。
キーワード
線形計画法、非線形計画法、ネットワーク計画法、組合せ最適化
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回の授業で出席を取る。
学生には授業前にテキストを読んでおくことを求める。
2回の講義の後に理解度を確認するための総合演習を設ける。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ORの概説と線形計画法 | 各授業内で指示する |
第2回 | 線形計画法: 双対問題と双対定理 | 各授業内で指示する |
第3回 | 線形計画法: シンプレックス法 | 各授業内で指示する |
第4回 | 線形計画法: 2段階シンプレックス法 | 各授業内で指示する |
第5回 | 理解度確認総合演習、講義内容の流れの説明 -第1回から第4回の内容の演習形式による確認 | 第1回から第4回の理解度確認と到達度自己評価 |
第6回 | 非線形計画法: 1変数の場合 | 各授業内で指示する |
第7回 | 非線形計画法: 多変数の場合 | 各授業内で指示する |
第8回 | 理解度確認総合演習、講義内容の流れの説明 -第6回と第7回の内容の演習形式による確認 | 第6回と第7回の理解度確認と到達度自己評価 |
第9回 | ネットワーク計画法: 輸送問題 | 各授業内で指示する |
第10回 | ネットワーク計画法: 最短路問題 | 各授業内で指示する |
第11回 | 理解度確認総合演習、講義内容の流れの説明 -9回と第10回の内容の演習形式による確認 | 第9回と第10回の理解度確認と到達度自己評価 |
第12回 | 組合せ最適化: ナップサック問題 | 各授業内で指示する |
第13回 | 組合せ最適化: 分枝限定法について | 各授業内で指示する |
第14回 | 理解度確認総合演習、講義内容の流れの説明 -第12回と第13回の内容の演習形式による確認 | 第12回と第13回の理解度確認と到達度自己評価 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定なし
参考書、講義資料等
講義資料は事前にOCW-iにアップする
成績評価の方法及び基準
線形計画法、2次計画法、非線形計画法、ネットワーク計画法、組合せ最適化に関する理解度を評価する。成績は試験(70%)、演習(30%)で評価する。
関連する科目
- IEE.A330 : オペレーションズ・リサーチ応用
- IEE.A331 : モデル化とOR
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けない