2020年度 学院等開講科目 工学院 情報通信系
情報通信概論
- 開講元
- 情報通信系
- 担当教員
- 山田 功 / 髙橋 篤司 / 植松 友彦 / 尾形 わかは / 府川 和彦 / 山口 雅浩 / 髙木 茂孝 / 中本 高道 / 一色 剛 / 山岡 克式 / 笠井 健太 / 篠﨑 隆宏 / 原 祐子 / 中原 啓貴 / 北口 善明 / 松本 隆太郎
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月1-2 (S422) / 木1-2 (S422)
- クラス
- -
- 科目コード
- ICT.C201
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
情報通信系の初学者がこれから広大な専門領域を見通しよく体系的に学んでいくためのよき道標となることを目的として、情報通信系の基盤分野(通信・信号処理技術/回路・ VLSI技術)から本質的な概念や最先端の話題を厳選し、初学者が無理なく理解できるように工夫されたオムニバス講義を行う。
到達目標
この授業科目を履修することにより、
1) 情報通信系の基盤領域(通信・信号処理,回路・VLSI技術)に関する基本的なアイディアを理解できるようになる.
2) 情報通信系の専門科目群で学ぶ多くの知見を相互に関連付けて理解できるようになる.
3) 情報通信系の専門分野への理解を深めていくための道筋が描けるようになる.
キーワード
情報理論,符号理論,通信方式,ネットワーク,信号処理,回路網理論,VLSI
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
1年次までに習得した知識のみを前提にして、情報通信系の基盤分野(通信・信号処理技術/回路・ VLSI技術)の中から厳選された本質的な概念や最先端の話題に関してオムニバス形式の講義を行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | アナログ回路入門(高木) | アナログ回路の概要を説明できるようになる |
第2回 | デジタル回路入門(高橋) | デジタル回路の概要を説明できるようになる |
第3回 | 計算機システム入門(中原) | 計算機システムの概要を説明できるようになる |
第4回 | プロセッサ入門(一色) | プロセッサの概要を説明できるようになる |
第5回 | センサシステム入門(中本) | センサシステムの概要を説明できるようになる |
第6回 | 組み込みシステム入門(原) | 組み込みシステムの概要を説明できるようになる |
第7回 | 情報理論入門(松本) | 情報理論の基本的な概念について説明できるようになる |
第8回 | 符号理論入門(笠井) | 符号理論の基本的な概念が説明できるようになる |
第9回 | 暗号理論入門(尾形) | 暗号理論の基本的な考え方や役割について説明できるようになる |
第10回 | 無線通信入門(府川) | 無線通信の概要を説明できるようになる |
第11回 | 信号処理入門(山田) | 信号処理の基本的な考え方や役割について説明できるようになる |
第12回 | 音声処理入門(篠崎) | 音響特徴量、音声合成、音声認識について基本的な概念を説明できるようになる |
第13回 | 画像処理入門(山口) | 画像処理の概要を説明できるようになる |
第14回 | 通信ネットワーク入門(山岡) | 通信ネットワークシステムの構成要素を説明できるようになる |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定しない。
参考書、講義資料等
必要に応じて講師が講義資料を提供する。
成績評価の方法及び基準
到達目標の達成度を,各回のレポートまたは演習等によって評価する
関連する科目
- LAS.M101 : 微分積分学第一・演習
- LAS.M107 : 微分積分学演習第二
履修の条件・注意事項
原則として情報通信系所属学生に限って履修を認める。融合理工系所属学生も認めるが履修人数が多数の場合には情報通信系所属学生を優先する。