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2020年度 学院等開講科目 理学院 物理学系 物理学コース

物理学特別講義第三十五

開講元
物理学コース
担当教員
田中 雅臣
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
集中講義等
クラス
-
科目コード
PHY.P575
単位数
100
開講時期
2020年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

宇宙における爆発現象の理論と観測

恒星物理学に関して、特に超新星爆発や中性子星合体など宇宙における爆発現象に注目して、理論と観測の両面から解説する。
理論面では、星の進化を概観した後、超新星爆発・中性子星合体といった爆発現象の物理と、そこから期待される輻射について解説する。
観測面では、恒星の基本的な観測量と恒星の性質の関係、突発天体の観測データから引き出す方法、時間領域天文学の手法などについて論じる。

到達目標

(1) 恒星進化の概要、(2) 超新星爆発や中性子星合体の物理と観測的性質、
(3) 宇宙における元素の起源について理解を深めることを目標とする。

キーワード

恒星進化、超新星爆発、中性子星、重力波、元素の起源

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

Zoom講義

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 宇宙における爆発現象 概論 Given at the lecture
第2回 恒星の性質と進化 Given at the lecture
第3回 超新星爆発のメカニズム Given at the lecture
第4回 爆発現象からの電磁波放射 Given at the lecture
第5回 超新星爆発の観測 Given at the lecture
第6回 中性子星合体の観測 Given at the lecture
第7回 宇宙における元素の起源 Given at the lecture

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

教科書

特になし

参考書、講義資料等

「シリーズ現代の天文学 恒星」 野本憲一 編、日本評論社
An Introduction to the Theory of Stellar Structure and Evolution (Dina Prialnik, Cambridge University Press)
Supernovae and Nucleosynthesis (David Arnett, Princeton University Press)

成績評価の方法及び基準

レポート課題

関連する科目

  • PHY.F352 : 宇宙物理学

履修の条件・注意事項

特になし