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2020年度 学院等開講科目 理学院 数学系 数学コース

解析学特論D

開講元
数学コース
担当教員
小野寺 有紹
授業形態
講義 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金3-4 (Zoom)
クラス
-
科目コード
MTH.C404
単位数
100
開講時期
2020年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

楕円型偏微分方程式の過剰決定問題について解説する.
特に,その変分構造や調和函数族に対する恒等式による特徴付け,発展方程式的解析手法について概説する.
本講義は直前に行われる「解析学特論C」につづくものである.

到達目標

過剰決定問題とその特徴付け,解析手法の理解

キーワード

楕円型偏微分方程式,過剰決定問題,変分法,解析的半群

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式で行う.適宜レポート課題を出題する.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 過剰決定問題 講義中に指示する.
第2回 変分構造と存在定理1 講義中に指示する.
第3回 変分構造と存在定理2 講義中に指示する.
第4回 一意性定理 講義中に指示する.
第5回 共役定理(調和函数族の求積公式による特徴付け) 講義中に指示する.
第6回 発展方程式手法1 講義中に指示する.
第7回 発展方程式手法2 講義中に指示する.

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

使用しない

参考書、講義資料等

- D. Gilbarg, N. Trudinger, Elliptic Partial Differential Equations of Second Order, Springer, 2001.
- A. Lunardi, Analytic Semigroups and Optimal Regularity in Parabolic Problems, Birkhauser, 1995.

成績評価の方法及び基準

レポート課題 (100%) による

関連する科目

  • MTH.C403 : 解析学特論C

履修の条件・注意事項

なし