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2020年度 学院等開講科目 理学院 地球惑星科学系

地球科学序論

開講元
地球惑星科学系
担当教員
太田 健二 / 中島 淳一
授業形態
講義 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月7-8 (I123) / 木7-8 (I123)
クラス
-
科目コード
EPS.A205
単位数
200
開講時期
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

地球・惑星の現在と進化を物理学・物質学的側面から学習する。

到達目標

地球・惑星で起きる様々な現象の基本的な物理過程・物質現象を理解することを目標とする。

キーワード

地球、プレート、地殻、マントル、コア、潮汐、地震

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

配付資料を用いて講義を進める。配付資料や参考書を用いて予習・復習を行うこと。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 地球の概要とプレートテクトニクス 地球を理解するための基礎を学習する
第2回 地球を作る物質と相転移1〜マントル マントルの構造とその構成鉱物を学習する
第3回 地球を作る物質と相転移2〜マントル、コア コアの構造とその構成物質を学習する
第4回 地球の熱輸送〜コア・マントル・プレートの相互作用〜 地球表面及び内部の相互作用による地球の熱輸送を学習する
第5回 マグマの発生(火成岩) 火成岩の生成過程を学習する
第6回 大気海洋と固体地球(堆積岩) 堆積岩の生成過程を学習する
第7回 大陸の衝突(変成岩) 変成岩の生成過程を学習する
第8回 惑星の内部構造 地球以外の惑星の構造、構成物質、テクトニクスについて学習する
第9回 地球・月システムの形成と進化:海洋潮汐 地球・月システムの形成と進化:潮汐 地球の潮汐は,共通重心周りの遠心力と月からの引力で決まることを理解する
第10回 地球・惑星の磁場 地球・惑星の磁場の観測結果とダイナモ理論の初歩を学習する
第11回 プレート運動 プレート運動の推定方法を学習する
第12回 岩石の破壊と断層 岩石の破壊と断層生成を簡単な弾性論に基づき学習する
第13回 地震波の伝播 地震波の種類と伝播の基本法則を学習する
第14回 地震と火山 地球上の地震・火山活動の特徴とその原因を理解する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定しない

参考書、講義資料等

授業時に資料を配付する.

地球惑星科学入門(岩波講座地球惑星科学第1巻)
弾性体力学(フロー式 物理演習シリーズ 16)共立出版

成績評価の方法及び基準

小テストとレポートにより総合的に評価する.

関連する科目

  • EPS.A202 : 惑星科学序論
  • EPS.L202 : 地惑実験(岩石学)
  • EPS.B201 : 物理数学A(地惑)
  • EPS.B210 : 物理数学B(地惑)
  • EPS.A332 : 火山学
  • EPS.A331 : 地球物質学
  • EPS.L331 : 地球物質学実験
  • EPS.A336 : 地球惑星ダイナミクス

履修の条件・注意事項

1年次の数学と物理を十分に理解していること