2020年度 学院等開講科目 理学院 化学系
天然物化学
- 開講元
- 化学系
- 担当教員
- 江口 正 / 工藤 史貴
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6 (H135) / 金5-6 (H135)
- クラス
- -
- 科目コード
- CHM.D334
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
I 有機化学の基礎的知識を踏まえて,天然に産する様々な有機化合物について理解することを目的とする。
II アミノ酸,糖質,核酸などの重要な生体成分や,テルペノイド,アルカロイド,ホルモン,補酵素,抗生物質など生理作用のある天然有機化合物について,構造,生体との関わり,生体内での反応などを中心に有機化学の立場から解説する。
到達目標
ビタミン・補酵素、テルペノイド・ステロイド、アルカロイド、抗生物質などの天然有機化合物をコアとして、生体分子との関わりや生合成の化学等、生命活動の場での精緻で多彩な有機化学を理解する。
キーワード
天然有機化合物、生体成分、生合成過程
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義形式
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 天然物化学とは? | 天然物化学とは? |
第2回 | DNA,、RNA、タンパク質及びセントラルドグマ | DNA,、RNA、タンパク質及びセントラルドグマを理解する。 |
第3回 | 一次代謝と二次代謝 | 一次代謝と二次代謝を理解する。 |
第4回 | 解糖系−1(ATP消費系) | 解糖系−1(ATP消費系)を理解する。 |
第5回 | 解糖系−2(ATP生成系) | 解糖系−2(ATP生成系)を理解する。 |
第6回 | トリカルボン酸サイクル | トリカルボン酸サイクルを理解する。 |
第7回 | アセチル-CoAから脂肪酸生合成 | アセチル-CoAから脂肪酸生合成を理解する。 |
第8回 | 脂肪酸関連化合物、ポリケチド | 脂肪酸関連化合物、ポリケチドを理解する。 |
第9回 | イソプレノイド(メバロン酸経路) | イソプレノイド(メバロン酸経路)を理解する。 |
第10回 | イソプレノイド(非メバロン酸経路) | イソプレノイド(非メバロン酸経路)を理解する。 |
第11回 | テルペンおよびステロイド | テルペンおよびステロイドを理解する。 |
第12回 | 芳香族アミノ酸生合成(シキミ酸経路) | 芳香族アミノ酸生合成(シキミ酸経路)を理解する。 |
第13回 | シキミ酸経路からアルカロイド | シキミ酸経路からアルカロイドを理解する。 |
第14回 | フェニルプロパノイド(フラボノイド類) | フェニルプロパノイド(フラボノイド類)を理解する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
必要に応じ印刷物を配布する
参考書、講義資料等
特になし
成績評価の方法及び基準
期末試験
関連する科目
- CHM.D201 : 有機化学第一
- CHM.D202 : 有機化学第二
- CHM.D301 : 有機化学第三
履修の条件・注意事項
有機化学の基礎知識が必要である。