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2025年度 (最新) 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 物質・情報卓越教育課程

物質・情報卓越プラクティススクール第一 B

開講元
物質・情報卓越教育課程
担当教員
下山 裕介 / 小林 能直 / 松本 秀行 / 安尾 信明 / 桑畑 和明
授業形態
実験等
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
B
科目コード
TCM.B601
単位数
002
開講時期
2025年度
開講クォーター
3~4Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では,物質・情報に関する産業や化学工業における機能性材料の設計,あるいは材料製造プロセスの構築に重要となる,モデリング・コンピューターシミュレーションに関する計算原理や,実験データの情報処理に関する操作方法について学び,機能性材料の設計,ならびに製造プロセスの最適化方法を理解することをねらいとします.また,これらの課題解決に関して,グループで取り組むことで,研究開発に必要となるコミュニケーション能力を養うこともねらいとします.

到達目標

物質・情報に関する知識や技術を駆使した機能性材料の設計では,化学物質の構造・物性に関する情報の処理技術を活用することが不可欠となる.本講義では,モデリングやシミュレーション,ならびに情報処理を用いた演習を行い,化学プロセスにおける操作条件の最適化や,機能性材料の設計法を習得することを目的とします.

キーワード

物質・情報,モデリング,コンピューターシミュレーション,材料設計

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

化学工業における実プロセス・機能性材料に関する具体的なテーマを設定し,グループ毎にモデリング,コンピューターシミュレーション,情報処理に関する演習に取り組み,成果発表を行います.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 1) 化学物質,もしくは機能性材料の設計に関する具体的な演習課題を設定する. 2) 量子化学計算,分子シミュレーション,機械学習等のモデリングに関する原理,計算手法を調査する. 3) 2)のモデリング手法を用いて,化学物質あるいは材料種の選定を行う. 4) 2), 3) の演習で得られた成果についてプレゼンテーションを行う. 物質・情報に関するモデリングによる演習課題とシミュレーションの成果に関するレポート

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

教科書

特になし

参考書、講義資料等

講義において配布する

成績評価の方法及び基準

機械学習、モデリング、またはコンピュータシミュレーションを駆使した演習に関する課題により評価する.

関連する科目

  • TCM.B602 : 物質・情報卓越プラクティススクール第二

履修の条件・注意事項

物質・情報卓越プラクティススクール第一・第二ともに履修すること.
どちらか片方のみを申告する場合には,もう片方の単位を既に取得済みであること.

その他

物質・情報卓越教育課程の登録学生に限定する。「MIS.B601」は同授業だが、物質・情報卓越コース学生向けであるため、履修しないこと。