2025年度 (最新) 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 リーダーシップ教育課程
多文化協働リーダーシップ S
- 開講元
- リーダーシップ教育課程
- 担当教員
- 小松 翠
- 授業形態
- 演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金3-4 (W9-201(W921))
- クラス
- S
- 科目コード
- TAL.C502
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
テキスト講読とディスカッション形式の演習を通し、⽇本⼈学⽣と留学⽣の交流の現状と、偏⾒低減のための異⽂化間接触の条件や理論について学び、協働体験を通し相互理解を深める。講義を通し、認知・感情・⾏動⾯から多⽂化間コミュニケーションのスキルとリーダーシップ習得する。
到達目標
本講義では以下の能力の修得を目標とする。
1)異文化間教育学や社会心理学の視点から、効果的な異文化接触を阻む問題と問題解決のための条件を理解する。
2)留学生と日本人学生のディスカッションや協働体験を通し、多様な意見や価値観を実践的に学び、多文化協働のためのコミュニケーションスキルを身に付ける。
3)多文化間コミュニケーションスキルとリーダーシップを身に付ける。
キーワード
多文化協働 多文化間交流 多文化間コミュニケーション グローバル・リーダーシップ
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
前半は講義とディスカッション形式の演習を行い、第4回から第6回の授業では留学生と日本人学生の混交グループによるプロジェクトワークを行う。各授業で指定された資料を講義までに読んでおくこと。詳細は初回授業で説明するので、必ず初回授業に参加すること。なお、受講状況により、授業計画を変更する可能性がある。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション/日本国内における留学生と日本人学生の交流の現状 | 日本国内における留学生と日本人学生の交流の現状について概観する。 |
第2回 | 異文化適応・受容と自己成長 | 異文化適応・異文化受容の理論とプロセスを知る。異文化環境における自己成長の条件について検討する。 |
第3回 | 偏見低減と効果的な異文化間接触のための条件 | 偏見低減と効果的な異文化間接触のための条件に関する理解する。肯定的な異文化間交流が成立する条件や異文化間交流の障壁について話し合う。 |
第4回 | グループプロジェクト ① | グループ分け、グループ毎のテーマの決定と今後の計画についての検討 |
第5回 | グループプロジェクト ① | 発表の構成と内容についてのグループディスカッション |
第6回 | グループプロジェクト ③ | グループ単位で報告を行い、全体で評価する。 |
第7回 | 総括 | 講義全体を通した総括を⾏う。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特に指定しない。
参考書、講義資料等
加賀美常美代編著(2012)「多文化社会の偏見・差別-形成のメカニズムと提言のための教育-明石書店
村田晶子・中山京子・藤原孝章・森茂岳雄(2019)「チャレンジ!多文化体験ワークブック-国際理解と多文化共生のために-」ナカニシヤ出版
成績評価の方法及び基準
毎回授業の最後に記入するコメントペーパー(30%)・期末レポート(70%)から総合的に評価する。講義を3分の2以上出席すること、期末レポートの提出が必須。
関連する科目
- LAJ.C502 : 日本文化演習4:多文化協働
履修の条件・注意事項
本科目は日本人学生(外国人留学生以外)のみ履修することが出来る。これに相当する科目を外国人留学生が履修する場合は,日本語・日本文化科目「LAJ.C502 :日本文化演習4:多文化協働」を履修すること。