2025年度 (最新) 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 リーダーシップ教育課程
紛争下のリーダーシップ A
- 開講元
- リーダーシップ教育課程
- 担当教員
- KIYAMA LORINDA ROBERTSON
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木5-6 (M-134)
- クラス
- A
- 科目コード
- TAL.C602
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
複雑な問題に関して、意見や立場の異なる者と対話やディスカッションを行い、多様な考え方について理解を深め、よりよい関係を共に創ることを目指す。そのために必要なコミュニケーションの作法や表現を学ぶ。
テキストをもとに授業で学んだ創造的な葛藤解決・相互理解の方法と表現を、学生が選んだテーマについて話し合いながら練習する。
合いながら練習する。特にオンライン授業に参加する学生は、次の点に留意しながら授業に臨むこと。
- クラス全体のディスカッションに参加し、自分の見識や意見を共有する
- 必要に応じて、積極的に自身の考えや質問をZoomのチャット欄に入力する
- ブレイクアウトルームでのディスカッションを取り纏め、クラス全体に共有する
- クラス全体に向かってテキストを音読する
- 定期的に授業のフィードバックフォームを提出し、授業の教材や教え方、改善点等があれば提案する
リーダシップシンポジウムに参加をし、基調講演を聞き、質疑応答に参加をし、また自分で調べたリーダシップについての発表を行い、パネルディスカッションに参加する
到達目標
学生が選んだテーマを使って、授業で学んだ創造的な葛藤解決・相互理解の方法を、英語で実践できるようになる。
キーワード
対話、葛藤解決、英語
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎週学んだことを振り返り、短くまとめる。また、一つのテーマを選び、授業で学んだ表現やスキルを使って、対話のセリフを書く。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 教科書を扱うBefriending Conflict, pp. 7-21, "Conflict: Friend or Foe?" ディスカッション:福島原発についての詩 | 対立について読んで、英語で話し合う 福島原発について詩を読む |
第2回 | 教科書を扱うBefriending Conflict, pp. 23-33, "Three Challenges--and Three Keys--to Befriending Conflict" ディスカッション:福島原発について | 対立することを歓迎するチャレンジについて読む 学生がディスカッションのテーマを選ぶ |
第3回 | 教科書を扱うConflict: Phases, Forums, and Solutions, pp. 3-20, "The Phases of Deep Democracy" ディスカッション:学生が選んだテーマ | 対立することについての態度のphaseについて学び、ディスカッションの中で気づく、学生が選んだテーマについてディスカッションする準備 |
第4回 | 教科書を扱うBefriending Conflict, pp. 53-67, "The Inner Theatre of Conflict" ディスカッション:学生が選んだテーマ | 自分の中の様々な立場について気づく練習、 学生が選んだテーマについてディスカッションする準備 |
第5回 | 教科書を扱う Power: A User's Guide ディスカッション:学生が選んだテーマ | パワー、ランク(様々な位・上下関係)について読み、学生が選んだテーマについてディスカッションする準備 |
第6回 | リーダシップについての研究を発表し、パネルディスカッションに参加する | リーダシップについての研究を発表し、パネルディスカッションに参加する |
第7回 | リーダシップシンポジウムの基調講演を聞き、質疑応答に参加する | Listen to a keynote speaker, ask questions, and discuss leadership |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
Joe Goodbread, Befriending Conflict: How to Make Conflict Safer, More Productive, and More Fun (2010)
参考書、講義資料等
詩集 『わが涙滂々(抄)ーー原発にふるさとを追われて』小島力[著] 野田説子[英訳]西田書店(2017)
Arnold Mindell, Conflict: Phases, Forums, and Solutions (2017)
Arnold Mindell, Sitting in the Fire: Large Group Transformation Using Conflict and Diversity (1995)
Julie Diamond, Power: A User's Guide (2016)
Amy Mindell, Metaskills (2001)
成績評価の方法及び基準
毎週のディスカッションの準備(30%)、毎週のディスカッションの参加(30%)、授業内容を総括して最終発表(40%)
関連する科目
- TAL.C501 : グローバルライティング
- TAL.C601 : ストラテジックディベート
- TAL.C402 : グローバルコミュニケーション
- TAL.C401 : グローバルプレゼンテーション
履修の条件・注意事項
英語で会話ができること
その他
本授業はオンライン授業を含むハイフレックス講義である。授業の出欠はTAが毎回確認するほか、対面・オンラ
インともに授業内のディスカッションにおいては教員が参加・監督することで対面授業と変わらない講義を提供
する。対面授業に参加する学生はパソコンを持参すればブレイクアウトルームに参加可能。学生には公開イベン
ト及びオンライン・シンポジウムの参加を求める。オンライン授業中はTAを配置することにより十分なコミュニ
ケーション手段を確保する。(公開イベントやシンポジウムの詳細については別途案内する。)