2024年度 H27年度以前入学者向け 理学部 数学科
代数学第一
- 開講元
- 数学科
- 担当教員
- 鈴木 正俊
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水3-4 (M-B104(H103)) / 木3-4 (M-B104(H103))
- クラス
- -
- 科目コード
- ZUA.A301
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義の主要なテーマは(可換)環と環上の加群に関する基本的な諸概念と性質である。本講義では,最初に(可換)環とそのイデアルおよび剰 余環についての基本的な事項について復習した後,環上の加群について,部分加群・剰余加群,線型写像・準同型定理,直和・直積,完全列, Hom加群,自由加群などを含む基礎事項について網羅的に履修する。その後,環や加群の局所化, ネーター環とアルティン環について学ぶ.
後半では, 局所環について学んだ後で,加群のテンソル積を導入し,その右完全性や関連する概念(平坦性 など)について基礎的な事項を履修する
また, ホモロジー代数の基本事項にも触れる. 各回で講義内容に関する問題演習を行う.
環とそのイデアルおよび環上の加群の概念,代数学において最も基本的な概念の一つであり,適用範囲の非常に広いものである. 一方で,これら は抽象的な概念でもあり,多くの初学者にとって理解が困難なものでもある。本講義では(可換)環の典型例である有理整数環・多項式環など理 論に表れる典型的な具体例を通じて,これらの抽象概念に慣れていくことも目標の一つである.
到達目標
本講義を履修する事により、以下の知識と能力を習得する。
・ (可換) 環のイデアルおよび環上の加群の概念を正しく理解し、使う事ができる。
・テンソル積を理解し、正しく使う事ができる。
・局所化の概念を理解し、正しく使う事ができる。
・ネーター環とアルティン環について理解し,正しく使う事ができる。
・局所環について理解し,正しく使う事ができる。
・ホモロジー代数について理解し,正しく使う事ができる。
キーワード
環,イデアル,剰余環,加群,テンソル積,局所化,ネーター環,アルティン環,局所環,ホモロジー代数
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
通常の講義形式による講義を行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 環とイデアル | 講義中に指示する。 |
第2回 | 環上の加群、部分加群、準同型 | 講義中に指示する。 |
第3回 | 自由加群、完全列 | 講義中に指示する。 |
第4回 | 単項イデアル整域上の加群 | 講義中に指示する。 |
第5回 | 局所化 | 講義中に指示する。 |
第6回 | ネーター環とアルティン環 | 講義中に指示する。 |
第7回 | ヒルベルトの基底定理 | 講義中に指示する。 |
第8回 | 局所環 | 講義中に指示する。 |
第9回 | 半単純環 | 講義中に指示する。 |
第10回 | テンソル積、テンソル積の右完全性 | 講義中に指示する。 |
第11回 | 平坦加群、射影加群、単射加群 | 講義中に指示する。 |
第12回 | 5 項補題、蛇の補題 | 講義中に指示する。 |
第13回 | 発展的内容 | 講義中に指示する。 |
第14回 | 発展的内容 | 講義中に指示する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
代数学(永尾汎著, 朝倉書店)、環と加群(山崎圭二郎著, 岩波書店)、代数学I + 代数学II(桂利行著, 東京大学出版会)、代数学2+代数学3(雪江明彦著, 日本評論社)などから選んでください.
参考書、講義資料等
講義中に指示する。
成績評価の方法及び基準
講義中に指示する。
関連する科目
- MTH.A301 : 代数学第一
- MTH.A302 : 代数学第二
- MTH.A201 : 代数学概論第一
- MTH.A202 : 代数学概論第二
- ZUA.A302 : 代数学演習B第一
履修の条件・注意事項
線形代数学第一・演習、線形代数学第二、線形代数学演習第二、線形空間論第一・第二、代数学概論第一・第二、代数学概論第三・第四を履修していること、またはそれと同等の知識があること。
代数学演習B第一 (ZUA.A302) を同時に履修することが強く推奨される(未履修の場合)。
その他
特になし。