2024年度 H27年度以前入学者向け 理学部 数学科
解析概論第二
- 開講元
- 数学科
- 担当教員
- 隠居 良行
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (M-B104(H103))
- クラス
- -
- 科目コード
- ZUA.C203
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3~4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では、スカラー場(ふつうの関数)やベクトル場(ベクトル値関数)の微分積分学である「ベクトル解析」を学ぶ。各回で講義内容に関する演習問題を行い、諸概念の定着をはかる。本講義は,ベクトル場の発散,回転といった基本的な微分演算を学び,「微積分の基本定理」の多重積分への拡張にあたるグリーンの定理とその応用,曲面上の積分に関する「ガウスの発散定理」,「ストークスの定理」などを学ぶ.また,微分形式を用いてこれらの定理を「微積分の基本定理」の多重積分への拡張として統一的に定式化することを目標とする。
到達目標
・ベクトルの内積と外積に習熟する.
・ベクトル場の線積分の計算ができるようになる.
・曲線・曲面のパラメーター表示に習熟する.
・勾配,発散,回転などの意味を理解し,計算できるようになる.
・グリーンの定理の意味を理解し,応用できるようになる.
・曲面の接ベクトル・接空間について理解する.
・ベクトル場の面積分が計算できるようになる.
・発散定理とストークスの定理の意味を理解する.
・微分形式の計算に習熟する.
キーワード
外積,ベクトル場,線積分,勾配,発散,回転,グリーンの定理,接ベクトル,面積分,発散定理,ストークスの定理,微分形式,外微分
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
通常の講義のあと,演習を行う.毎週のレポート課題に加え,小テストも適宜行う.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ベクトルの外積と多変数微分法 | 講義中に指示する. |
第2回 | 空間内の曲線と曲面 | 講義中に指示する. |
第3回 | スカラー場と勾配ベクトル | 講義中に指示する. |
第4回 | ベクトル場の線積分 | 講義中に指示する. |
第5回 | グリーンの定理とその応用 | 講義中に指示する. |
第6回 | ベクトル場の発散と回転 | 講義中に指示する. |
第7回 | 面積分と発散定理 | 講義中に指示する. |
第8回 | 曲面のパラメーター表示と接空間 | 講義中に指示する. |
第9回 | 曲面積と面積分 | 講義中に指示する. |
第10回 | ガウスの発散定理 | 講義中に指示する. |
第11回 | ストークスの定理 | 講義中に指示する. |
第12回 | 発散定理・ストークスの定理の応用 | 講義中に指示する. |
第13回 | 微分形式と外積,外微分 | 講義中に指示する. |
第14回 | 微分形式の積分と一般化されたストークスの定理,理解度確認 | 講義中に指示する. |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
なし
参考書、講義資料等
「解析入門I」,「解析入門II」,杉浦光夫著,東京大学出版会
「基礎と応用 ベクトル解析」,清水勇二,サイエンス社
「電磁場とベクトル解析」,深谷賢治著,岩波書店
「解析力学と微分形式」,深谷賢治著,岩波書店
「ベクトル解析」,岩堀長慶著,裳華房
「数学解析 下」,溝畑 茂,朝倉書店
成績評価の方法及び基準
期末試験,小テストなどにより評価する.詳細は講義中に指示する.
関連する科目
- ZUA.C204 : 解析学演習A第二
- MTH.C203 : 解析学概論第三
- MTH.C204 : 解析学概論第四
履修の条件・注意事項
微積・線形の演習などを履修済みであること,解析学概論第一・解析学概論第二も履修済みであることが望ましい.