2024年度 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 リーダーシップ教育課程
博士リーダーシップ・グループワーク特論 S
- 開講元
- リーダーシップ教育課程
- 担当教員
- 山田 圭介 / 松崎 由理 / 渡邊 真由
- 授業形態
- 演習 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- S
- 科目コード
- TAL.A601
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本科目では、異なる専門性をもったチームの中で、自らが果たすべき役割を理解した上で、自らビジョンを提示し、他者とビジョンを共有して、自らの専門能力と他者の能力を活用しつつ、コミュニティやステークホルダーとの間で合意を形成し、それを形にすることができる能力の基礎を養う。そのために、学生同士のグループワークを通して、自身にとってのリーダーシップとは何かを考え、新しい価値を生み出すための思考法を学ぶ。さらに、具体的な実社会を想定して行動できる力を養う。
到達目標
(1) 異なる専門性をもったチームにおいて効果的なコミュニケーション方法を学び、チームワークを発揮させるために自らが何を学ぶ必要があるか知る。
(2) 専門分野を超えたつながりを構築する基盤となる、論理的な説明能力、効果的なプレゼンテーション力を高める。
(3) 自らの発想を起点に、新たな価値を具現化するための企画、構想、実践に必要な能力を向上させる。
(4) 自らリーダーシップをとることにより、何を目指すのか、動機の明確化と長期的なゴール設定を行う。
(5) 成果の蓋然性を高める論理を構築し、他者への説得力を高める。
キーワード
リーダーシップ・フォロワーシップ、合意形成、課題設定、仮説検証
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
学期のはじめに、授業オリエンテーションを開催する。申し込みについては、ToTALウェブサイトを参照するか、直接現地にて参加すること。
■オリエンテーションなど案内
https://www.total.titech.ac.jp/news/openprogram/
■一橋大学学生は、履修登録締め切りが早いため、別途説明会を開催します。詳細は以下を参照してください。
https://www.total.titech.ac.jp/aboutus/hit-u/
個人の課題設定、発想法、論理性、プロトタイピングなど、リーダーシップを発揮するために有用な概念や手法を学ぶワークショップを随時開催する。受講者は、興味のあるワークショップを選択して受講すること。取り上げるテーマは、学生の志向や社会情勢にあわせ、毎年異なる構成となる。ワークショップの実施計画は、授業オリエンテーションで発表する。受講者は、学期を通しての受講計画を教員に提出し、許可を得ること。
本講義はブレンド型(対面を主として、ライブ型のオンライン授業を数回実施)で実施する。海外から講師を迎える場合など(授業全体の半分以下)に、オンラインでのライブ型を採用することがあるが、対面でのワークショップ授業を主とする。オンライン講義の場合、グループワークの各チームを教員・TAが回って適宜フィードバックを行うほか、チャットやSlackなどの外部ツールも用いて双方向性を確保し学修状況の確認を行う。
グループワークの講義・実習に必要な時間を確保するため、また、外部から講師を招く場合に、ワークショップを土日に実施することがある。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーションで説明・提示するワークショップにはそれぞれポイントが付与されている。興味のあるワークショップを選択し、その合計ポイントが12 ポイント以上が最低合格要件とする。 |
授業の中で気づいたこと、それを生かし次に学びたいことを考え、小レポートを提出する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため、教科書や配布資料等の該当箇所を参照し、「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
随時授業内で示す
参考書、講義資料等
随時授業内で示す
成績評価の方法及び基準
提示するワークショップ4-5種類から、各ワークショップに付与しているポイントの合計が12ポイント以上になるように選択し、参加する。
参加したワークショップについて、目的としたこと、内容概要、成果についてのショートレポートを提出する。
到達目標の各項目の達成度に向けて、議論の合理性、学生間の協働への寄与を総合的に評価する。
関連する科目
- TAL.A501 : 修士リーダーシップ・グループワーク特論
- TAL.W502 : リーダーシップ・グループワーク基礎 I
- TAL.W503 : リーダーシップ・グループワーク基礎 II
- TAL.W504 : 修士リーダーシップ・グループワーク実践 I
- TAL.W505 : 修士リーダーシップ・グループワーク実践 II
- TAL.W602 : 博士リーダーシップ・グループワーク実践 I
- TAL.W603 : 博士リーダーシップ・グループワーク実践 II
- TAL.W612 : リーダーシップ・グループワーク発展 I
- TAL.W613 : リーダーシップ・グループワーク発展 II
履修の条件・注意事項
この科目は、リーダーシップ教育院に登録していない学生(卓越教育院登録学生等)の履修を想定している。リーダーシップ教育院の学生や、12ポイントを超えてプログラムを履修したい学生は、2単位のグループワーク科目(科目コード TAL.W502/503) の履修を推奨する。詳細はオリエンテーションにて説明を行う。
その他
この科目の GA は GA1D です。