2024年度 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 リーダーシップ教育課程
マインドフルネス for リーダーシップ
- 開講元
- リーダーシップ教育課程
- 担当教員
- 中野 民夫
- 授業形態
- 演習 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水7-8 (W9-716)
- クラス
- -
- 科目コード
- TAL.L443
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
世界中で注目を集めている「マインドフルネス」の基礎を、体験を通して理解し身につける。 まずは忙しい毎日の中で立ち止まり、今ここのありのままを評価・判断なしに認めていく態度を養う。また、相互に依存しあっている世界に気づき、自分と他者を大切にする思いやり、コンパッションを養い、これからの人生や専門やリーダーシップに活用できることを目指す。
到達目標
・今ここのありのままに気づくマインドフルネスの実習を身につけ、自己認識が深まる。
・日常の生活、呼吸、食事、歩く、聴く、話す、などにマインドフルネスを応用できる。
・まずは自分を大切に、さらに相互に依存している他者や社会を思いやる心が養われる。
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
学生時代からのインドなどへの旅や精神世界への探究から、就職してから忙しい企業人生活を30年間送ったが、心身ともに健やかに乗り切ることができた。マインドフルネスを知り、ささやかでも実践してきたおかげである。特に1995年に、マインドフルネスブームの源流の1人、ティク・ナット・ハンを日本に招くプロジェクトの中心を担い、以後、様々なワークショップや教育現場で活用してきた。創造的な対話に不可欠な「想定の保留」にもマインドフルネスが活きる。これらのエッセンスを実習体験を中心に伝えたい。
キーワード
マインドフルネス、自己認識、セルフケア、コンパッション、慈悲、利他、支援型リーダーシップ
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
身体や心を通した体験的な学びのために、実習を中心に行う。動きやすい服装を用意して欲しい。
必要な知識について、著名な論考から厳選されたテキストを宿題と輪読で味わう。
それぞれの日常への応用を試み、その報告を分かち合い、相互に学びを深め合う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション:なぜリーダーシップにマインドフルネスが必要か マインドフルネスとは。調身・調息・調心の実習。 | 復習と実践、テキストの予習 |
第2回 | 内側から自分の身体を感じるヨガ体験:意識を内側に向ける練習 | 復習と実践、テキストの予習 |
第3回 | マインドフルネスの日常への応用。食べる瞑想、歩く瞑想。歌う瞑想の実習。 | 復習と実践、テキストの予習 |
第4回 | マインドフルな聴き方・話し方の実習。 ティク・ナット・ハンの文章など、テキストで知的に理解。 | 復習と実践 |
第5回 | 万物の相互依存性、深いつながりの理解。自分も他者も大切にするコンパッションへ。 | 復習と実践 |
第6回 | ジョアン・ハリファックス老師の世界:AWARE/GRACEプログラムの概要、 共感し動かずにはいられないコンパッション | 復習と実践 |
第7回 | 行動するマインドフルネス 全体の総まとめ:ふりかえりのグループシェア | 復習と実践、最終レポート |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特になし(必要なテキストは配布する)
参考書、講義資料等
『微笑みを生きる』(ティク・ナット・ハン著、春秋社、1995)
『サーチ・インサイド・ユアセルフ』(チャディー・メン・タン著、英治出版、2016)
『コンパッション:状況にのみこまれず、本当に必要な変容を導く、「共に居る」力』(ジョアン・ハリファックス著、英治出版、2020)
『ドラッガー・スクールのセルフマネジメント教室』(ジェレミー・ハンター著、プレジデント社、2020)
成績評価の方法及び基準
積極的な授業への参加(実習、日常への実践、宿題、グループワーク、フィードバックシートを含む)70%
中間ミニレポートと最終レポート:30%
関連する科目
- TAL.L442 : リベラルアーツセミナー
履修の条件・注意事項
自分自身のからだと心の健康、他者や社会の公正や平和、持続可能な社会のための協働・共創のリーダーシップ、などに関心のある学生の参加を期待します。
その他
忙しい方、悩み多き方、社会を良くしたい方、ぜひどうぞ。
リーダーシップ教育院以外の方の参加も歓迎します。