2023年度 学院等開講科目 教養科目群 広域教養科目
アイデア、ライティングとコミュニケーション
- 開講元
- 広域教養科目
- 担当教員
- 川島 佐保
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水5-6 (W9-325(W934))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAW.X434
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では、まず古代ギリシア・ローマ哲学から派生したライティング・コミュニケーション理論を学ぶことによって発想力を鍛え、欧米やアジアから集まる留学生と日本人学生との交流を通じ、西洋や東洋の眼差しを超えたクラスメート同士の議論により、日本の自然や文化などについて再考し理解を深める。さらには、グローバルな視座で研究インテグリティを身に付けつつ、これからの社会や科学技術について自らの考えを明確に表現できるようになることを目的とする。
到達目標
1)古代ギリシア・ローマ哲学から派生したライティング・コミュニケーション理論を習得する
2)コミュニケーション理論の視点から日本の自然や文化、歴史を考察できる
3)研究インテグリティの基本をふまえつつ豊かな未来に向け科学技術の議論ができる
キーワード
アカデミックリテラシー、レトリック、日本の自然と文化、国際経験、研究インテグリティ
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回の講義では、発想力やライティングの基礎学習と実践をし、日本の自然や文化を題材にディスカッションやライティング作品制作をする。授業の最終回では、プレゼンテーションをする。留学生と日本人学生のコミュニケーションは、授業講師がサポートする。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | アリストテレスの3つの説得表現の理論 | 紙に手書きで自己紹介を書いて持参してください。 |
第2回 | キケロの5つのカノンによる発想術 | T2SCHOLAにある文献を読み、興味をもった部分についてエッセイとして書いてください。 |
第3回 | 日本の自然について表現する 日本の自然について学び、日本の自然を表現する文化について学ぶため、東京都内の根津美術館を訪問する。(大学キャンパスからの交通費がかかります。) | 日本の自然と表現について調べたことを自由に1枚の紙にまとめてきてください |
第4回 | 時間と危機管理コミュニケーション | Write one-page essay on “the role of communication and time” for the purpose of pursuing research integrity along with a solid definition of research integrity by referring a source you looked into the keyword. |
第5回 | 日本の絵本を読む | 日本の絵本を調べ、気に入った作品を手書きのエッセイで紹介してください。 |
第6回 | 東日本大震災から学ぶ防災 | 東日本大震災のような自然災害の影響を最小限にとどめるため、エンジニアリングにはどのような役割があるか、事例を挙げて手書きのエッセイを1ページ書いてください。 |
第7回 | 総括プレゼンテーション | ライティング作品の制作をし、プレゼンテーションに備えてください。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特に指定しない。
参考書、講義資料等
講義資料はT2SCHOLAにて配布する。
成績評価の方法及び基準
授業参加、レポート、プレゼンテーション
関連する科目
- LAW.X358 : アイディアが飛び交う遠隔議論
- LAW.X433 : アートと国際経験による多文化理解
- LAW.X441 : 東北共修キャンプ(リーダーシップ版)
履修の条件・注意事項
特になし。