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2023年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系 地球環境共創コース

プロジェクトデザイン&マネジメント F

開講元
地球環境共創コース
担当教員
高橋 史武 / 時松 宏治 / 木内 豪 / 村山 武彦 / 中村 恭志 / 錦澤 滋雄 / 嚴島 怜 / SUWANTEEP KULTIP
授業形態
演習/実験等 (ハイフレックス型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火5-8 (G5-105(G511))
クラス
-
科目コード
GEG.P452
単位数
011
開講時期
2023年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年7月8日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

再生可能エネルギーの社会的重要性は高くなっている。本講義ではバイオマス発電と太陽光発電を比較検証し、その成果を発表する。その過程で、バイオマス生産に必要な水資源量(特に河川水)や発電量をモデルシミュレーションし、再生可能エネルギーの問題点について学ぶ。講義やディスカッションを通して、再生可能エネルギーと環境的・社会的制約に対する理解とコミュニケーション能力を伸ばし,発表会を通してプレゼンテーション能力の向上を図る。

到達目標

モデルシミュレーションの基礎を学び、シミュレーションの利便性と限界性を体感する。再生可能エネルギーが環境的・社会的制約に対して不可分であることを学び、太陽光発電との比較を通してバイオマス発電の普及戦略について、英語で考察・プレゼンできるようになる。

キーワード

再生可能エネルギー、バイオマス発電、モデルシミュレーション、普及戦略

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の講義はグループディスカッションを基本とし,前半は関連講義,また2回の発表会を実施する。シナリオ作成のためのグループワークとプレゼンテーションを中心とし、毎回いずれかは実施する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 授業オリエンテーション,講義(タンクモデル) タンクモデルを例にモデルシミュレーションを経験し、パラメータの最適化を学ぶ。
第2回 グループワーク(モデルシミュレーション) タンクモデルを例にモデルシミュレーションを経験し、パラメータの最適化を学ぶ。
第3回 プレゼンテーション(中間発表会) 同一内容をプレゼンテーションすることで、分かりやすい発表について学ぶ。
第4回 講義(バイオマス発電),グループワーク バイオマス発電について、技術的・環境的利点と欠点を学ぶ。
第5回 講義(再生可能エネルギーの問題点),グループワーク 再生可能エネルギーの問題点を学び、エネルギー源の相対的評価のための視座を養う。
第6回 グループワーク バイオマス発電について太陽光発電と比較しながら将来性を議論し、バイオマス戦略をデザインする。
第7回 プレゼンテーション(最終発表会) バイオマス発電の将来性やバイオマス戦略を発表する。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学の学修規程で定められた時間を目安に行う。

教科書

なし

参考書、講義資料等

必要資料は別途配布する。

成績評価の方法及び基準

講義関連40点、発表30点、レポート30点

関連する科目

  • GEG.E421 : エネルギーと環境 第1
  • ENR.A408 : エネルギーシステム経済論
  • ENR.B436 : エネルギー経済・政策特別講義
  • GEG.S402 : 資源環境技術のシステムと経済学概論

履修の条件・注意事項

なし