2023年度 学院等開講科目 生命理工学院 生命理工学系
生命理工学基礎実験・演習第三 B
- 開講元
- 生命理工学系
- 担当教員
- 北尾 彰朗 / 一瀬 宏 / 刑部 祐里子 / 粂 昭苑 / 越川 直彦 / 川上 厚志 / 下嶋 美恵 / 白木 伸明 / 鈴木 崇之 / 田中 幹子 / 中村 信大 / 平沢 敬 / 加藤 明 / 梶原 将 / 小倉 俊一郎 / 折原 芳波 / 廣田 順二 / 増田 真二 / 木村 宏 / 田中 寛 / 吉田 啓亮 / 野々村 恵子 / 松浦 友亮 / 藤島 皓介 / MC GLYNN SHAWN ERIN / 猪早 敬二 / 坂野 大介 / 原 怜 / 堀 孝一 / CHEN XINYUE / 永嶌 鮎美 / 佐藤 優子 / 岩田 哲郎 / 舟橋 伸昭 / 前田 海成 / 城所 聡 / 河西 通
- 授業形態
- 演習/実験等 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-9 (緑が丘3号館学生実験室) / 木5-9 (緑が丘3号館学生実験室)
- クラス
- B
- 科目コード
- LST.A253
- 単位数
- 012
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
生命理工学コースでの研究において、各種実験を行うことは必須です。本授業ではその実験の中でも主に生化学関連の基礎を身につけることに主眼をおいてカリキュラムが組まれています。具体的には、生化学実験において基本となるタンパク質の解析、脂質の解析、微生物・ファージの解析、細胞の顕微鏡解析、動物の発生の解析を扱い、得られたデータのコンピュータを用いた解析を含めレポートの書き方までを学習します。
到達目標
将来、研究室に所属して研究を遂行して行くにあたり、必要となる実験の基礎を身につけることを到達目標とします。特に本科目では、生化学実験における基礎となる機器の操作、手順、考え方、レポートの書き方を簡単なコンピュータを用いた計算を含め学習します。
キーワード
生化学
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
最初の30分程度でその回に行う実験についての説明を行い、その後に実験を行う。実験終了後、各回ごとに指定される期日までにレポートを提出する。
(注意!)新型コロナ対策のため、2022年度の実験は初回に配布する実験スケジュールに従った行います。実験は2班にわかれて実施し、Zoomを併用する場合もあります。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 生化学実験の基礎(1) 溶液の調製(pHメータの取り扱いを含む) | 演習・実験レポート |
第2回 | 生化学実験の基礎(2) 遠心分離 | 演習・実験レポート |
第3回 | タンパク質の解析(1) 細胞・組織からの抽出、分離、定量 | 演習・実験レポート |
第4回 | タンパク質の解析(2) 電気泳動とクマシー染色、ナイロン膜への転写 | 演習・実験レポート |
第5回 | タンパク質の解析(3) ウェスタンブロッティング、免疫染色 | 演習・実験レポート |
第6回 | 脂質と細胞小器官の解析(1) 植物からの脂質の抽出と分離 | 演習・実験レポート |
第7回 | 脂質と細胞小器官の解析(2) 葉緑体の光合成反応 | 演習・実験レポート |
第8回 | 脂質と細胞小器官の解析(3) ミトコンドリアの単離と活性測定 | 演習・実験レポート |
第9回 | 微生物とファージの解析(1) ファージの定量的取り扱い | 演習・実験レポート |
第10回 | 微生物とファージの解析(2) ファージに感染した細菌のグラム染色と観察 | 演習・実験レポート |
第11回 | 細胞の顕微鏡観察(1) 位相差顕微鏡による細胞分裂の観察、細胞の蛍光染色 | 演習・実験レポート |
第12回 | 細胞の顕微鏡観察(2) 蛍光顕微鏡による細胞分裂、細胞死、細胞小器官の観察 | 演習・実験レポート |
第13回 | 動物の発生(1) 初期発生 | 演習・実験レポート |
第14回 | 動物の発生(2) 細胞の分化と器官形成 | 演習・実験レポート |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学学修規程で定められた時間を目安に行う。
教科書
生命理工学系が作成する独自のテキスト
参考書、講義資料等
参考書は指定しない。必要に応じて資料をプリントとして配布する。
成績評価の方法及び基準
実験に臨む姿勢と実験操作技術の修得度、および担当教員ごとに提出する実験レポートによる。
関連する科目
- LST.A203 : 生物化学第一
- LST.A218 : 生物化学第二
- LST.A251 : 生命理工学基礎実験・演習第一
- LST.A252 : 生命理工学基礎実験・演習第二
- LST.A254 : 生命理工学基礎実験・演習第四
履修の条件・注意事項
特になし