2023年度 学院等開講科目 情報理工学院 数理・計算科学系
データ解析
- 開講元
- 数理・計算科学系
- 担当教員
- 渡邊 澄夫
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火3-4 (W8E-308(W834)) / 金3-4 (W8E-308(W834))
- クラス
- -
- 科目コード
- MCS.T332
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この科目を履修するためには、確率論基礎(MCS.T212)と数理統計学(MCS.T223)を履修していることが必要です。この科目は主として3年生以上のかたのための講義です。確率論と数理統計学を基盤としてデータ解析の仕組みと応用を紹介します。
到達目標
確率論と数理統計学に基づいてデータ解析の基礎を学び理解しましょう。
キーワード
確率論と数理統計学を学んでいる必要がある、主として3年生以上のための講義である、数学の大切さを理解する
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
- この分野は、現在も発展し続けていますので、社会に出てからも学び続けることをお勧めします。
授業の進め方
データ解析の方法を紹介し、その数理的な基礎を説明し、実問題への応用法を述べます。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 統計モデルは真ではない | 統計モデルはツールに過ぎず、真の分布ではないことを理解する |
第2回 | 回帰分析と階層神経回路網 | 回帰分析が使えるようになる。神経回路網を理解する。 |
第3回 | 回帰分析と階層神経回路網 | 回帰分析が使えるようになる。神経回路網を理解する。 |
第4回 | クラス識別問題 | クラス識別問題が扱えるようになる。 |
第5回 | 主成分分析とオートエンコーダー | 主成分分析、オートエンコーダーが使えるようになる。 |
第6回 | 潜在変数の推定法 | 潜在変数解析が使えるようになる |
第7回 | 時系列の基礎 | 時系列の基礎を理解する |
第8回 | 時系列予測、畳み込みニューラルネットワーク | 時系列予測、畳み込みニューラルネットワークが使えるようになる。 |
第9回 | ベイズ法 | モデルと事前分布の現代的な意味を理解する |
第10回 | ベイズ法とその評価 | ベイズ法が使えるようになる。汎化損失と学習損失が理解できる。 |
第11回 | 情報量規準と交差検証 | 情報量規準と交差検証を理解する。 |
第12回 | 周辺尤度 | 周辺尤度を理解する |
第13回 | 統計的因果推論 | 統計的因果推論を理解する |
第14回 | 統計的因果推論(2) | 統計的因果推論を理解する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし。
参考書、講義資料等
確率論基礎(MCS.T212)と数理統計学(MCS.T223) を復習してください。確率論と数理統計学は、あなたが社会に出てから、より一層に重要になります。
成績評価の方法及び基準
レポートによる。
関連する科目
- MCS.T212 : 確率論基礎
- MCS.T223 : 数理統計学
履修の条件・注意事項
この科目を履修するためには、「確率論基礎(MCS.T212)」と「数理統計学(MCS.T223)」を履修していることが必要です。また「ルベーグ積分論(MCS.T304)」も履修していることが望ましいです。
その他
この科目を履修するためには、確率論基礎(MCS.T212)と数理統計学(MCS.T223)を履修していることが必要です。この科目は、主に学部3年生以上のかたを想定した科目になります。