2023年度 学院等開講科目 物質理工学院 材料系 原子核工学コース
加速器・核融合炉工学特論第二
- 開講元
- 原子核工学コース
- 担当教員
- 筒井 広明 / 片渕 竜也 / 赤塚 洋 / 長谷川 純 / 林﨑 規託 / 大島 永康
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金7-8 (北2号館, 571, North 2-571)
- クラス
- -
- 科目コード
- NCL.A602
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
主に博士課程の学生を対象に加速器・核融合炉工学に関する高度な講義を行い、加速器・核融合に関連する工学を深く理解する。
到達目標
加速器・核融合工学の種々の分野についての深い理解に基づきより詳細な説明ができる。
キーワード
加速器、核融合
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
加速器・核融合工学の様々な分野を専門とする講師により講義を行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | クラスタービーム生成と加速 | クラスタービームの生成および加速について説明できること |
第2回 | 粒子加速器を用いた放射性同位体の製造 | 毎回トピックス及び講師により異なる |
第3回 | プラズマ法による同位体分離 | プラズマ法による同位体分離の様々な手法を紹介できるようになり、それらの技術的可能性を判断できること。 |
第4回 | 重イオン慣性核融合 II - 間接駆動方式 - | 間接駆動方式の重イオン慣性核融合の長所と短所について,在来の直接駆動方式と比較して説明できるようになるそれらの技術的可能性を判断できること。 |
第5回 | 加速器応用 | 加速器応用の実例について説明できる。 |
第6回 | 核融合に関する数値解析 | 核融合で用いられている数値解析手法の一部について説明できる。 |
第7回 | 低速陽電子ビーム入門 | 低速陽電子ビームの生成・制御・計測技術について説明できる。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する復習をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
毎回トピックスに応じて講師が紹介
成績評価の方法及び基準
加速器・核融合炉工学に関する理解度と知識を授業毎の小テストまたはレポートで評価する。
関連する科目
- NCL.A401 : 量子ビーム工学と医用応用
- NCL.A402 : 核融合炉工学
履修の条件・注意事項
加速器・核融合炉工学全般に関する基礎知識が必要