2023年度 学院等開講科目 工学院 情報通信系 情報通信コース
再構成計算論
- 開講元
- 情報通信コース
- 担当教員
- 中原 啓貴
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6 (M-107(H113))
- クラス
- -
- 科目コード
- ICT.I427
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
IoTやビッグデータ、機械学習といった大規模データ処理のニーズ増に伴い、その省電力性と高速な処理速度から注目を集めているリコンフィギャラブルシステム, 特にFPGAの基盤技術について学ぶ。本講義の狙いは、要求される性能への最適なFPGA設計ができるようになり、応用事例への検討ができるようになることである。
到達目標
本講義を履修することによって次の知識を修得する。
‐ FPGAによる並列計算と高性能化技法
‐ FPGAによる応用事例への適用方法
キーワード
並列計算, 高性能計算, 論理回路設計, FPGA
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
1) 毎回の講義の前半で,前回の復習を行う。
2) 講義の後半で,その日の授業内容に関する演習問題に取り組む。
3) 各回の授業内容をよく読み,課題を予習・復習で行うこと。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | FPGA Tutorial | Homework for FPGA design (1) |
第2回 | Hardware Preliminary | Homework for FPGA design (2) |
第3回 | FPGA architecture and synthesis flow | Homework for FPGA design (3) |
第4回 | RTL design | Homework for FPGA design (4) |
第5回 | HLS design | Homework for FPGA design (5) |
第6回 | Complexity of logic functions | Homework for FPGA design (6) |
第7回 | Modern trends and applications | Homework for FPGA design (7) |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
講義資料は講義中に配布する
参考書、講義資料等
天野英晴ら、"FPGAの原理と構成" オーム社, 2016.
成績評価の方法及び基準
1) FPGAによる並列計算と高性能化技法についての理解度により評価
2) レポートで評価を行う
3) 全出席が原則である
4) 遅刻や再提出を繰り返した場合は不合格とすることがある
関連する科目
- ICT.I415 : VLSIシステム設計
- ICT.I308 : 計算機アーキテクチャ(情報通信)
- ICT.I303 : 集積回路設計
- ICT.I216 : 計算機論理設計(情報通信)
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けないが,コンピュータのハードウェア及びソフトウェアについての基礎知識を有していることが望ましい.
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
nakahara[at]ict.e.titech.ac.jp
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オフィスアワー
月曜日午前中、ただし事前にアポイントメントを取ることを奨励する。