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2023年度 H27年度以前入学者向け 理学部 物理学科

学士論文研究(物理学科)

開講元
物理学科
担当教員
各教員
授業形態
演習 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
学論
クラス
-
科目コード
ZUB.Z389
単位数
080
開講時期
2023年度
開講クォーター
1~4Q
シラバス更新日
2025年7月8日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

受講生は,指導教員と協議して決定した研究課題について研究を行う。文献等の調査を通じて研究課題に関連する 事項の理解を深め,研究活動や討論などを通じて問題を明確化し,解決を図る。研究を遂行するこれらの過程におい て,それまで学修してきた様々な科目によって身に付けた専門知識及び周辺の基礎知識等を活用して問題を解決す る手法を身に付ける。また,データの取得,取得したデータの解析とその考察といった研究手法に習熟するとともに, 複眼的に事物を観る力を養成するする。さらに,得られた成果をまとめて学士論文を作成し,発表・討論を行う。

学士論文研究は,学生個々が特定の研究課題に取り組む研究室教育の中核をなすものであり,体系的カリキュラム に基づくコースワークと相互補完の関係にある。研究を遂行することにより,専門力の向上とともに,新たな課題・問題 を発見・設定する力,未解決の問題を解決に導く力など,社会で必要とされる総合的な開発力を身につけることが期 待される。

到達目標

学士論文研究を履修することにより,次の能力を修得する。
1)物理学分野における専門知識を課題解決に応用する力
2)物理学分野以外の専門分野の基礎を自ら学び,課題解決につなげる力
3)物理学分野における未解決の課題について,社会における課題の位置 付けを理解し,課題解決が社会にもたらす影響を判断し,解決にあたる力
4)論理的説明能力を身に付け,議論を展開し,文書にまとめる力
5)自立した一人の研究者としての意識をもち,他者との議論において意思疎通を図るために必要な知識と説明能力

キーワード

学士論文,発表,研究課題,課題解決,文献調査,論理的説明能力

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

指導教員の研究室で行い,実施計画は教員と学生が協議して決定する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 ・ 学士論文研究の進め方に関わる指導教員のガイダンス ・ 研究の方向性について討論 ・ 研究課題の決定 ・ 研究実施 ・ 研究課題に関する文献調査 ・ 研究の中間報告 ・ 研究成果のとりまとめ ・ 学士論文の執筆 ・ 発表資料の作成,指導教員による発表指導 ・ 学士論文発表会 指導教員の指示に従う

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学の学修規程で定められた時間を目安に行う。

教科書

特に定めない

参考書、講義資料等

特に定めない

成績評価の方法及び基準

学士論文と卒研発表会の内容、および指導教員による評価を考慮して合否を決定する。

関連する科目

  • 物理学系開講科目(200-300番台)

履修の条件・注意事項

学士論文研究(物理学科)を履修する条件を満足していること