2023年度 学院等開講科目 理学院 化学系 化学コース
光反応特論 II
- 開講元
- 化学コース
- 担当教員
- 石谷 治
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木7-8 (W9-322(W931))
- クラス
- -
- 科目コード
- CHM.B437
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
光化学の基礎知識があることを前提にして、より高度な光反応化学を修得することを目指す。特に金属錯体の光化学、光反応および光触媒特性を中心に講義する。
到達目標
金属錯体の光化学、光反応、光触媒特性に関する高度な知識を身につける
キーワード
光化学、光反応、光触媒、金属錯体
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
プリントと白板を使って授業を進める。授業中の質問は大歓迎である。履修者には、頻繁に質問をする。予習は必要ないが、復習は必須である
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 光化学の基礎 | 光化学に関する基礎知識の復習 |
第2回 | 光物理過程 | 分子の色、電子遷移、発光現象、励起状態の寿命 |
第3回 | 金属錯体の励起状態と光反応1 | MC遷移、LC遷移、CT遷移、光配位子交換、原子の引き抜き、 |
第4回 | 金属錯体の励起状態と光反応2 | エネルギー移動、電子移動 |
第5回 | 金属錯体光触媒1 | 消光過程、電子移動、レドックス光増感反応 |
第6回 | 金属錯体光触媒2 | 原子移動、ヒドリド移動 |
第7回 | 最新の光機能性分子 | アップコンバージョン、熱活性化遅延蛍光 |
第8回 | 試験 | 基礎知識を問う |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね30分を目安に行うこと。
教科書
資料配布 (TOKYO TECH OCW/OCW-i 利用)
参考書、講義資料等
佐々木陽一、石谷 治:金属錯体の光化学、三共出版
成績評価の方法及び基準
試験だけで評価する。
関連する科目
- CHM.B332 : 光化学
- CHM.B436 : 光反応特論 I
履修の条件・注意事項
光化学に関する基本的な知識を持っていることが必要である。CHM.B332もしくはCHM.B436、いずれかの授業の単位を修得した後に受講することを強く勧める。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
石谷 治 ishitani[at]chem.titech.ac.jp
※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
オフィスアワー
面会する前にe-mailで連絡すること