2023年度 学院等開講科目 理学院 物理学系 物理学コース
物理学特別講義発展第四十七
- 開講元
- 物理学コース
- 担当教員
- 初田 泰之
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- PHY.P688
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
近年、微分方程式や差分方程式の固有値問題(2点境界値問題)を場の量子論や弦理論の観点から研究しようという試みが発展してきました。この ような試みは固有値問題に対する新たな解析的なアプローチを与えてくれます。この講義では簡単な固有値問題を題材に超対称ゲージ理論、特に Seiberg-Witten理論を利用した解法を紹介します。量子可積分系やブラックホールの準固有振動モードの解析に応用が可能です。
到達目標
超対称ゲージ理論とそれを用いた固有値問題の解法を理解する。またその量子可積分系やブラックホールの準固有振動モード解析への応用を理解す
る。
キーワード
超対称ゲージ理論、サイバーグウィッテン理論、固有値問題、準固有振動
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
以下の日程で対面の集中講義を行う。 12/5 (火) 13:45-15:25, 15:40-17:20 12/6 (水) 13:45-15:25, 15:40-17:20 12/19 (火) 13:45-15:25, 15:40-17:20 12/20 (水) 13:45-15:25, 15:40-17:20
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | Overview | 講師が授業中に指定する。 |
第2回 | 量子力学の固有値問題 | |
第3回 | 超対称ゲージ理論について | |
第4回 | 量子可積分系への応用 | |
第5回 | 量子可積分系への応用 | |
第6回 | ブラックホール摂動への応用 | |
第7回 | ブラックホール摂動への応用 | |
第8回 | いくつかの補足 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
指定しない
参考書、講義資料等
授業中に指定する
成績評価の方法及び基準
レポートにより評価する。
関連する科目
- PHY.Q433 : 場の理論I
- PHY.Q434: 場の理論II
履修の条件・注意事項
特になし