2023年度 学院等開講科目 理学院 物理学系 物理学コース
物理学特別講義第五十一
- 開講元
- 物理学コース
- 担当教員
- 浅野 勝晃
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- PHY.P592
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
宇宙における相対論的な天体現象を学ぶ。
特に高エネルギー粒子の生成現場・生成過程・そこからの放射過程を理解し、
今だ残っている未解決問題とその解決の道筋について考える。
到達目標
以下の項目について理解する。
・いかなる天体からいかなる高エネルギー放射が放たれているか
・ジェットの形成過程の標準的なモデル
・高エネルギー粒子の加速過程
・電波からガンマ線に至る非熱的な放射、ニュートリノの放射過程
・マルチメッセンジャー天文学の発展
・未解決問題と将来観測計画
キーワード
High-energy astrophysics (X/gamma-ray astronomy, cosmic-rays, cosmology ), Transient sources, Particle acceleration, Multi-messenger astronomy, Time-domain astronomy
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
スライドを中心に進めるが、適宜板書もする。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 高エネルギー天体現象の観測的概略 | 高エネルギー天体現象の観測的概略について述べよ |
第2回 | 超新星爆発・衝撃波・宇宙線加速 | 超新星爆発・衝撃波・宇宙線加速について述べよ |
第3回 | パルサー・パルサー星雲 | パルサー・パルサー星雲について述べよ |
第4回 | ブラックホール連星 | ブラックホール連星について述べよ |
第5回 | 降着円盤・ブレーザー | 降着円盤・ブレーザーについて述べよ |
第6回 | ガンマ線バースト | ガンマ線バーストについて述べよ |
第7回 | 最高エネルギー宇宙線・宇宙論との関わり | 最高エネルギー宇宙線・宇宙論との関わりについて述べよ |
第8回 | マルチメッセンジャー天文学に関する将来計画 | マルチメッセンジャー天文学に関する将来計画について述べよ |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
なし
参考書、講義資料等
講義資料はWebにアップロード予定
成績評価の方法及び基準
講義の最後にその場でレポートを作成し提出する。
関連する科目
- PHY.F352 : 宇宙物理学
履修の条件・注意事項
特に無いが、幅広い物理の基礎を理解していることが望ましい。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
浅野勝晃先生:asanok[at]icrr.u-tokyo.ac.jp
連絡担当:谷津
yatsu[at]hp.phys.titech.ac.jp
03-5734-2224