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2023年度 学院等開講科目 理学院 数学系 数学コース

数学最先端特別講義H

開講元
数学コース
担当教員
今井 直毅 / 落合 理
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
集中講義等 (本館2階201数学系セミナー室)
クラス
-
科目コード
MTH.E638
単位数
200
開講時期
2023年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年7月8日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

最近 Fargues-Scholze が,幾何学的 Langlands 対応の考え方を用いて,局所 Langlands 対応の幾何化を定式化した.この講義では,その定式化と必要になる概念について説明する.また時間が許せば関連する結果についても説明する.

到達目標

局所 Langlands 対応の幾何化の定式化に現れる様々な概念について学び,慣れ親しむことを目標とする.

キーワード

局所 Langlands 対応,パーフェクトイド空間,ダイヤモンド,Fargues-Fontaine 曲線,幾何学的佐武対応

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式で行う.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 以下の内容を順に解説する予定である. ・局所 Langlands 対応 ・パーフェクトイド空間とダイヤモンド ・ Fargues-Fontaine 曲線 ・幾何学的佐武対応 ・局所 Langlands 対応の幾何化 講義中に指示する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

Laurent Fargues, Peter Scholze, Geometrization of the local Langlands correspondence
https://arxiv.org/abs/2102.13459

成績評価の方法及び基準

レポート課題(100%)による

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履修の条件・注意事項

特になし