2023年度 学院等開講科目 理学院 物理学系
量子力学III(演習) A
- 開講元
- 物理学系
- 担当教員
- 足立 聡 / 横山 毅人
- 授業形態
- 演習 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月7-8 (M-B107(H104))
- クラス
- A
- 科目コード
- PHY.Q321
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
量子力学の基礎および発展的、現代的問題を扱う。さまざまな系や手法を扱い、量子現象を多角的に理解する。本講義の内容は、散乱、量子多体系、量子論の基礎の3つの部分からなる。
本講義で用いる概念、手法を習得することによって、量子力学を深く理解できる。
到達目標
(1) 散乱理論を用いて具体的な系の散乱現象を記述できる
(2) 場の量子化の方法を理解して、多体系において粒子が生成消滅する過程を扱うことができる
(3) 幾何学的位相や量子情報などを用いて現代的な視点から量子系を理解できるようになる
キーワード
散乱、量子多体系、幾何学位相、量子情報、量子開放系、非エルミート量子系
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
問題を解いて発表
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 1次元における散乱 | 関連する問題を解く |
第2回 | 3次元における散乱 | 関連する問題を解く |
第3回 | 3次元における散乱 | 関連する問題を解く |
第4回 | 同種粒子、第2量子化、Fermi粒子の平均場理論 | 関連する問題を解く |
第5回 | Berry位相、量子幾何テンソル | 関連する問題を解く |
第6回 | 量子情報 | 関連する問題を解く |
第7回 | 量子情報、量子開放系、非エルミート量子系 | 関連する問題を解く |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
なし
参考書、講義資料等
なし
成績評価の方法及び基準
発表、レポート、試験等
関連する科目
- PHY.Q311 : 量子力学III(講義)
履修の条件・注意事項
なし