2023年度 学院等開講科目 理学院 物理学系
物理学実験A
- 開講元
- 物理学系
- 担当教員
- 打田 正輝 / 宗宮 健太郎 / 家永 紘一郎 / 金子 真一 / 内田 誠 / 藤芳 暁 / 近藤 洋介 / 山口 洋平 / 一ノ倉 聖 / 山田 貴大 / 秦 徳郎 / 村田 勝寛 / 渡邉 跡武 / 西早 辰一
- 授業形態
- 実験等 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-8 (物理学生実験室(南5、石川台6)) / 木5-8 (物理学生実験室(南5、石川台6))
- クラス
- -
- 科目コード
- PHY.L202
- 単位数
- 002
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
自然科学である物理学の研究では,自然を観察することは基本的で重要なことである。本講義では,物理学の様々な領域の研究の基礎をなす主要な観測技術を学ぶ.
本講義では,各自が自然界を観測するための装置を組み上げ,実際にそれを用いて自然界からの信号,あるいは,自然界に刺激を与え,その応答を観測する.これらを通して,観測技術を身に着けるだけでなく,講義で勉強した物理学が,机上の空論ではなく,実体のあるものであることを実感してほしい.
到達目標
本講義を履修することにより,次の能力を習得する.
1. 基礎的物理実験技術
2. 実験計画を立案し,データを収集,解析・考察し,結果に基づき実験報告書を作製する能力
キーワード
実験,光,真空,電子回路,放射線計測
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
初めにガイダンスを行う.物理学実験AとBを通して光,真空・原子・分子,エレクトロニクス,放射線計測の4テーマについて各6回ずつ実験を行い,終了後各自実験レポートを提出する.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 以下の2つのテーマについてそれぞれ6日ずつ実験を行う。 各テーマはさらにいくつかのサブテーマに分かれている。毎週2日、午後に行う 。 1.光 光の干渉 光の波動的性質 光の回折 2.エレクトロニクス ディジタル回路 アナログ回路 | 光の回折と干渉を説明せよ. デジタルICとオペアンプの作用と使い方を説明せよ. |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね50分を目安に行うこと。
教科書
物理学系発行のテキストを使用する。他に必要に応じて参考書を用いることもある.
参考書、講義資料等
特に指定しない.
成績評価の方法及び基準
実験(説明会を含む)への出席、ディスカッションおよびレポートの評価により行う
関連する科目
- 基礎物理学実験
- 力学基礎1,2
- 電磁気学基礎1,2
- ZUB.E202 : 電磁気学第一
- ZUB.E216 : 電磁気学第二
- ZUB.Q204 : 量子力学第一
履修の条件・注意事項
物理学系課程の2年生第3Qまでの講義、演習、および基礎物理学実験を履修していることが望ましい。物理学系専修では物理学実験Aと物理学実験Bは双方を連続するクォータで履修することを想定している(AおよびBへの組分けはガイダンス後に決定する)。
その他
説明会に出席しないで履修を希望する場合は必ず担当教員と相談すること.